2017年9月29日(金)ダイバーシティ東京で開催されたビルクライム2017に出場しました。
ご存知の方も多いと思いますがコースはダイバーシティ東京の駐車場を封鎖してF1~F7までの約400mを駆け上ります。
コースは平坦と坂(9%くらい)が交互にやってきますので平均勾配にするとそれほどでもないと思いますが、走ってみて実感することがあります。コース上に滑り止めの丸い窪みがあり、そこを高出力で走りますので、空気圧が高いと跳ねてしまいトラクションがかかりません。自分は7barで走りましたが、もう少し低くてもいいかも。またコーナーが全体的にタイトで中でも第一コーナーがヘアピンになっておりアウト・イン・アウトを意識しないと曲がり切れません。自分は本番でイン・イン・アウトとなってしまいブレーキをかけてしまいました。。カーブ直後が登りなのでかなり痛い。おそらくカーブを極めれば2~3秒は速くなりそうです。
完全に無酸素運動ですので持久力はあまり関係なく、もしかするとあまりロードバイクに乗ったことない人でも全身筋肉みたいな身体だったら良いタイムが出るかもしれません。
成人男性は220名ほど出場し速い人で50秒を切り、遅い人でも1分30秒というかなりレベルの高いレースだと思います。
レースは夕方からですので早目にダイバーシティの隣の駐車場(青海北臨時駐車場 1回 1,500円)に車を止めてアップがてらお台場うろうろしてました。この日は天気がよく眺めもサイコーでした。
ユニコーンガンダムかっこよすぎです。動かないのが不思議なレベル。
ダイバーシティの入口にはレース状況を映し出すモニターを載せたレッドブルカラーのハマーが停まっていました。
第一コーナーです。フジテレビが協力しているらしく、本格的なカメラが複数台設置してありました。これは嫌でもテンション上がります。
スロープの中心にドローンも飛んでます。上昇、回転しながら選手を映し出します。けっこう音がでかい。
建物内に入るところから第一コーナーを見下ろしたときの写真です。金属の網を被せた排水溝が見えますが、これが屋内のカーブ手前にもありスリップして落車する選手もいました。
ゴールを過ぎたところに大きなモニターが設置してあり、応援の方や控えの選手がレースの状況を観ることが出来ます。
一般人のレースで本格的な実況・解説席が用意されているのは初めて見ました。
レース中はかわいいレッドブルガールから好きなだけレッドブルを貰えます。
ゲストも豪華!レース直前に電動自転車を疑似ローラーに見立ててアップ中の土井選手に握手してもらいました~。
スタート数分前、緊張しています。
で、レース結果は真ん中よりちょい下です。予選通過タイムより6秒ほど遅いですが、団長に6秒くらい勝ってるので満足っス。
【豆知識】
★「試走で頑張るな!」レースは試走と本番で2本走ります。予選を通過すると決勝を含め3本走ることになります。テレビカメラやドローン、大型モニター、実況・解説など通常のレースイベントでは見ないようなことが目白押しなので、自分は試走でテンションMAX。フルパワーで走行してしまった為、本番前に完全に脚を使い切ってしまいました。試走から本番まであまり時間が無いので回復できません。後で映像を観たら宮澤選手達はとてもゆっくり走ってました。。
★「並走するな!」二人同時にスタートですが並んで走行するとカーブをうまく曲がれません。スタートラインの数メートル先にセンサーがあり、そこからタイム計測ですので相手を先に行かすか自分がロケットスタートし、並走するのは避けた方が良いです。
★「コーナーを練習しろ!」上にも書きましたがコーナーを上手く曲がれれば2~3秒くらいタイムを縮められそうです。ベストタイムで走った方のコーナーワークは見事でした。例えるとゴルフボールがカップに入る寸前に淵をクルッと1回転するようなイメージ?
走った時間は合計で2分程度しかありませんが非常に濃い内容のレースです。来年も絶対出場しますわ。