2016年にCAAD12を購入して27000キロ程走りましたが初めてBBを交換してみました。
異音の発生やゴリゴリ感などは無く、走行上問題はなかったのですがベアリングの内輪に少々錆びが発生し、メンテナンスでバラすときにスピンドルとベアリングが固着してしまいクランクが抜けにくかったので思い切って交換してみました。
グリスの入れ替えを数回行っているので回転は問題なかったのですが、少々錆びが発生してます。
交換したベアリング
アマゾンやwiggleにもBB30のベアリングが販売されていますが、念の為純正品をショップで購入しました。
3,800円です。
工具について
BBの交換はショップに頼むのが無難だと思いますが工賃が数千円かかりそうですし、勉強の為に自分で交換したいと思います。
デリケートなBB30aなのでベアリングの叩き出しは精神衛生上良くありません。
数年に一度しか使わない工具ですが専用のものをAmazonで購入しました。
↑こちらの工具ですが何故か価格が倍になってますね。自分が購入したときは5,500円でした。
今購入するのはやめた方がよさそうです。
ベアリングの抜き方
↑こんなイメージです。爪をベアリングに引っかけてアーレンキーで締め込みます。
↑実際に使用するとこんな感じ。
↑片方ずつ落ち着いて作業します。
思いの外簡単にできました。ギチギチにベアリングが圧入されているのかと思いましたが、あまりトルクを掛けずに抜くことができました。
おそらくですがベアリングの抜き差しによるシェルへのダメージは気にしなくてよさそうです。
BBシェルを一通りクリーニングします。
ベアリングの取り付け
↑こんなイメージで圧入しました。
圧入前にベアリング、シェルともにグリースを塗りたくります。
取り付けも簡単です。
交換後のフィーリング
チェーンを付けない状態で空回しすると交換前より1.5倍ほど回りましたが実走時には体感出来ないと思われます。