〜ツール・ド・ニッポン2018〜富士山ロングライドに参加してきました!【当日編】

〜ツール・ド・ニッポン2018〜富士山ロングライドに参加してきました!【当日編】
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5時半に起床

民宿から見た朝焼けの富士山

夜はかなり雨音が聞こえてましたが朝にはあがっていました。朝焼けの富士山が幻想的。

6時にはチェックアウトしコンビニでおにぎりなど買います。ちらほら大会に出る人見かけ始めちょっと緊張。

7時前には会場の「山中湖交流プラザ きらら」の駐車場に到着。夜の雨で駐車場は水たまりだらけ。テンション下がる。また風が強くかなり寒い!

朝飯食べた後、寒い中自転車の用意。周りも淡々と準備をしております。イベントの雰囲気が出てきました。

駐車場からスタート地点までの幻想的な景色

8時出走ですが周りが行き始めたのでスタート地点へ向かいます。今は寒いけど予報では暑くなる予定なので上着は着ませんでした。出発までどうしようかと思いましたが30分前から整列が始まります。別に前じゃなくてもいいかと思いましたが気が焦り早めに並ぶことに。結果これが良かったことに。

片岡由衣さんに元気をもらってスタート!

富士山をバックに大会説明

10分前に運営者から連絡事項がありいよいよスタートです。

その前に大会MCの片岡由衣さんが元気にスタートを盛り上げてくれます。かなりの美人の方で皆さんに気さくに話しかけられてて、自分のときにはそれはそれは緊張してしまいました。。お恥ずかしい。

紹介HP:片岡由衣

スタートはエンジョイ全員の一斉にスタートかと思いましたが、山中湖から出る交差点で渋滞が起きてるとのことで20人単位4分間隔でスタートすることに。4分間隔は結構なものです。前の方にいたので2組目でスタート。気持ちはもうスタートだったので早めに出れて助かります。

しかしこれは地獄の始まりでした。

用意をしてこない自分が悪い

普段からロードバイクに乗られたる方には大変不快に思われるかもしれませんが、大会自体大変舐めて挑んでしまい本来運動不足の自分が一番用意周到に準備をしなければならないところ、靴はビンディングでもなんでもない普段から履いてるカジュアルなジャングルモック、パッドが入ったサイクルインナーパンツも忘れて普通のパンツで挑んでしまいこの2つが靴ずれとお尻の痛みを簡単に発生させ後半かなり響いてきます。

そしてもう一つ、Vybe D7の7速ギアが直線スピードに乗るとあっという間に空回り。街乗りでも最高の7速に入れて走ってるのに当然コースでは使い物になりません。スカスカ走るのがとにかく辛くすぐに息があがります。

それでもtakaoの次男坊の後ろで「この子お目付け役なんで遅くてすみません」という体裁をなんとか保ち走ります。

21.9km地点 最初の休憩所 第1エイドステーションできのこ汁を堪能。美味しい。ここまでは一箇所きつい上りがありましたが全体的に下りが多くこのときはまだなんとか楽しめています。

第1エイドステーションで休憩するtakao親子
第1エイドステーションで休憩するtakao親子 これ以降は疲れて写真を取れるどころで無く早くもコース中最後の写真

河口湖大橋を超えて河口湖を周回し始めてからかなり辛くなってきます。。坂だけではなく平坦もきつくなってきました。でもまだ次男坊には付いていってます。

最初の地獄

そして最初の地獄ポイント。34.1km地点の第2エイドステーション手前の坂。辛い辛い!ここで始めて小6で華奢な次男坊に千切られます。。精神的崩壊。体力の限界。あああ歩きたい。今すぐ降りて歩きたい。

しかし大勢に見られているという羞恥心がなんとか力をくれエイドステーションまで降りずに到着。しかしここからまだ坂は続きます。。木陰で涼みながら坂のことを思うと嫌で嫌で仕方ない。しばし心を落ち着かせてからほうとうを頂きました。美味い!「歩成」というお店のほうとうで辛味噌が絶妙!ちょっと力頂きました。

takao親子が用意してる間、先にエイドステーションを出て先陣を切ります。そしてすぐ坂が始まります。

思い出せ思い出せ富士山を思い出せ。こんな自分でも実でDAHON metroで富士スバルラインを登ったことがあります!4時間半かかりましたが。。

あの黙々走る感じを思い出し先を見ずひたすら漕ぎます。大勢に抜かれていく中1人抜かせてちょっとうれしい。takao親子にはすぐに追いつかれるものの次男坊にはなんとか食らいついて漕ぎ続きます。

そんなこんなで国道139号線(富士パノラマライン)にぶつかり坂は終了。ここから登った分一気に下ります!正直登った瞬間すぐ下るのはちょっと複雑。。国道の下りで受ける風は疲れた身体に気持ち良く距離も稼げて嬉しいもののかなりの速度が出てちょっと怖いくらいでした。

フォレストモールを超えた辺りで右折し細い路地を走るのですがゆるい上り坂がジャブのように辛い。

行きは天国帰りは地獄 第2の地獄ポイント

そして2回目の地獄ポイント登場です。行きは気持ちよく下ってきた中央道富士吉田IC付近の高速沿いの坂道を上ります。「行きは天国帰りは地獄」を地で行く展開。坂の長さを知ってるだけに心が折れそうになりすぐ歩こうと思いました。さきほど第2エイドステーションの坂を上りきった自分を褒めてやりたい気持ちで羞恥心も薄れてます。が、段々になってる坂だったので次の段まで次の段までと目標ができ、なおかつ昨日聞いた吹奏楽部のジブリメドレーが力を貸してくれなんとか上りきりました。

ちょっとした達成感。

だけどこれまたすぐ一気に下ります。。

モチベーションの低下 それによる良くない感情

そして国道に戻り直線の上りが待ってました。ここは流石に堪えました。交差点での信号待ちで参加者グッと集まったことで自分の後ろに多くの人が並ぶ形に。止まりそうくらいゆっくり登ったのでかなり迷惑かけたでしょう。実際止まって譲りたかった。しかし交通量の多さで追い抜きができない状態で止まろうもんなら事故に繋がりかねない。そして良くないことに邪魔だと思われている被害妄想が心を病んでいきます。

なんとか上り忍野入口から忍野八海を目指し第3エイドステーションを目指します。坂はないもののもう平坦だけでもつらい状況に。次男坊には完全に置いていかれ一人旅。もはや心の拠り所は無く先程の被害妄想が引き金となり今度はふつふつと怒りがこみ上げてきます。

「なんで辛い目にあってまでこんな大会出てるんだろう」と。

お尻も痛く3・4回漕いだらケツを上げるみっともない走り方。羞恥心はもはや無くなりました。

この時、追い抜く人が挨拶がてら「よくそれで走ってますね」と褒めの言葉として投げかけてくれたのですが自分の顔を見て一瞬ギョッとされていました。たぶん感情が入り交じる歪んだ顔だったんでしょう。誰かわかりませんでしたが申し訳なかったです。

51.9km地点 第3エイドステーション到着。日陰で休めると思ったが日陰など皆無のただの駐車場に怒りが込み上ってきます。しかし怒りながらもひんやりした八海おぼろ豆腐がむちゃくちゃ美味しく怒りも和らぎます。

休めないことがわかると感情のエネルギーが走りに向き、早々に出て残るゴールに向かうことに。しかしだからといって体力が回復してるわけではなくすぐに疲れが出て辛くなります。

そして遂に心が折れる

花の都公園ふらら前の道に差し掛かった所、大変景色が素晴らしい場所なのですが富士山から突風と呼べる向かい風が襲ってきます。

予期していなかった悪魔にハンドルを取られどこに力を入れて良いのかもわからずフラフラになりこのパニック状態でポキっと心が折れあっけなく歩くことに。平坦の道を歩く。こんな事想定もしてなかった。自分への怒りを通り越し惨めさいっぱい。

押して歩いているとさらに恥ずかしいことに大会カメラマンを発見。泣きっ面に蜂。終始うつ向いて無言の撮らないでアピール。多分撮る方も呆れて撮ってないでしょう。

風も無くなりオギノ辺りからまた漕ぎ始めます。そして山中湖に戻ってきました。ゴールが見えてきて気力も回復。。とは行かず辛い状況は変わらず。トイレ休憩と称して休んでやろうかと思いましたが山中湖周回コースに入るとファミリーコースのお子様たちが走っており、また新しい形の羞恥心がペダルを漕ぐ力となりました。

なんとかゴール!

山中湖交流プラザきらら前でtakaoが待っていてくれて3人揃いゴールに向かいます。

ゴールにはお美しい片岡由衣さんがまさかの待機!大声で声援をおくってくれそれ受けながらのゴール!片岡由衣さんありがとうございます!最高のプレゼントです!

8時過ぎに出発して13時過ぎに到着。走行時間は約5時間くらいでした。いやはやこんなに運動したのいつ以来だろうか。

完走証!

完走証を受け取りなぜかサーターアンダギーも貰います。糖分ってことかな?次々にゴールしてくる人たちを横目に芝生で休憩。さすがにこのときは達成感でいっぱいでした。

途中歩いてしまいブーブー言いましたが非現実的な自然の中で身体を動かす満喫感は何事にも堪え難いですね。満足した二日間でした。

その後熱中症発生!大会に出て気づくこと多し

帰り支度をすませtakaoの運転で帰路に向かいますが案の定すぐ寝てしまいました。。takao申し訳ない。

寝たり起きたりを繰り返していたのですが程なくして熱中症にかかっていたのか頭痛が酷い。

対策とし足柄SAでポカリ900mlとクーリッシュで頭冷やしなんとか落ち着きを取り戻しましたが、自宅帰宅後さらに症状酷くなり吐き気まで出てきました。辛かった。あとでわかりましたが腕の日焼けが火傷のように赤黒くなって熱を帯びておりこれが原因だったのかも。大会後薄い長袖のパーカーを着てしまったので気づきませんでした。

大会に出て気づくこと多いですね。。今後があるかわかりませんがしっかりします。

【youtube スタートから電池が切れるまで(約1時間半)】

〜ツール・ド・ニッポン2018〜富士山ロングライドに参加してきました!【前日エントリー編】

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