キャノンデール スーパーシックス エボ(cannondale SuperSix EVO)が新しくなりました。
ご覧の通りフレームの形状が大きく違います。
剛性、エアロ効果、乗り心地などの性能面は当然向上していると思いますし、乗ってみないとなんとも言えないので省きたいと思います。
一番お求めやすいグレードでキャリパーブレーキ仕様の「⇒SuperSix EVO Carbon 105」のサイトを確認したいと思います。
価格は22万円ということで自分が購入したアルミフレームのCAAD12(2016モデル)より1万円高いだけでカーボンフレームが買えてしまうという、なんとも複雑ですが良い時代になりました。
以下、個人的な意見です。
SuperSix EVO Carbon 105 フレーム形状について
違いがハッキリわかる後ろ三角の斜めの短いステー(シートステー)の角度がぜんぜん違います。前面投影面積を小さくすることと剛性アップを考えたものだと思いますが、他のメーカーのバイクと同じになってしまい「SuperSix EVO」らしさが薄れてしまったような気がしてなりません。エアロ&高剛性は「SystemSix」があるじゃん。と思うのですが重量面で不利になってしまうのでしょうか。
タイヤの性能アップや路面状況もよくなり、シートステーを短くしても乗り心地やトラクションの問題が無く軽量で高剛性を求めると流行りというより必然的にこの形状になるのでしょうか。
しかし、セミエアロタイプ?というのかどうかわかりませんがデザイン的にハイトの低いホイールとのマッチングが悪く貧弱でなんとも情けない。即カーボンディープリムホイールに交換したいところです。
SuperSix EVO Carbon 105 グラフィックについて
カラーは2色でマッドブラックのBBQ(絶対バーベキュー?って思うよね)と深緑ベースに蛍光イエローとブラックのラインが斜めに入ったイメージのEMMRALD(エメラルド 宝石のエメラルドとはぜんぜん違う色)。ロゴはトップチューブ サイドの中途半端な位置に「cannondale」と小さく入っています。正直、どっちのカラーもビミョ~。
昨今のトレンドが地味路線なのはわかりますが、一緒にせんでも良いのでは?と思います。
やっぱ自動車でいうレーシングカーなんだからド派手にいこうよ。って思います。
SuperSix EVO Carbon 105 仕様について
基本的に何も違和感無く、買った瞬間から気持ちよく乗れそうです。
気になった部分はスプロケが11-30というワイドなギア比。以前は11-28だったような。。たいして使わない30より常用する部分が無くなるのは。。と思ったけどギア比を調べてみるとロー側3枚が違うだけでした。11-28(23-25-28)⇒11-30(24-27-30)うーむ。たしかにこちらのが良いかも。。
とくに「30」が欲しいわけではなく。赤信号からのスタートでだいたいアウター&ロー側3枚目くらいから走り始めるのですが、「23」だと若干重いんですよね。これが「24」になると楽になるかも。
あと前から思ってるのですがトップの「11」いらない。富士ヒルの下りをかっ飛ばすくらいの時しか使わんよね。そして一番使う時速32キロ~付近で必要そうな「16」が絶対欲しい。「15」から「17」だと同じ速度を維持するのにケイデンスの落差が10回転ほどあり、どうにもギアが合わない。平坦も山もイケる「16」が入ってる理想的なスプロケは通常の3倍以上の価格であるデュラの12-28しかありません。デュラ買わせるための策略にしか思えん。
話が少し逸れましたが、ブレーキキャリパーをフォークの中心一点で固定しているものから、左右二点で固定するダイレクトマウントになったようです。使ったこと無いので違いはわかりませんが、キャリパーブレーキもしっかり強化。といったところでしょうか。
SuperSix EVO Carbon 105 買うか買わないか
CAAD12のパーツが使えますので今後良いカラーがフレーム単体で販売されれば他のメーカーのバイクより優先的に考えそうですが。「SystemSix」のがカッケー。
あくまでも自由に使えるお金があればの話です。
日本バイシクル オブ・ザ・イヤー2020受賞おめでとう!
同じキャノンデール乗りとし誇らしいです。